―― 61歳・アルミ加工メーカー代表の手控え
韓ドラとソフトボールでリフレッシュしつつ
45名の現場を預かる立場から結論だけ先に。
将軍(Gの一族)のPROJECT G(プロジェクト・ジー)は、参加見送りが妥当。
理由は、実績主張の根拠が薄く
再現性の乏しさと高額誘導リスクが高いからです。
うたい文句の“数字”を分解

案件は「創業10年で累計49億、延べ1300人、月1000万円プレイヤーも」
と大きな数字を掲げます。
しかし記事内の試算では、平均すると年377万円程度にしかならず
個人差が極端=再現性が低いと整理されています。
うたい文句と平均値のギャップは、経営のKPIでいえば“外れ値頼み”の分布です。
登録後の導線
LINE追加→動画視聴→無料説明会への招待。
ただし筆者は「無料でも参加非推奨」。
理由は、その先での高額費用の発生が濃厚で、説明内容にも疑問が残るためです。
“中の人”の履歴
将軍は、物販系案件を過去に複数手がけ、相談が多数寄せられたという記述に加え
坂本よしたか氏の“弟子”と称されたことがある点が挙げられます。
被害相談が絶えなかった人物由来の話術・手法を想起させ、慎重さが要ると指摘。
特商法表記は“合格”でも安心ではない
表記は株式会社GENERALHAWK/代表者名/住所/電話/メールと一応そろっています。
とはいえ、表記の有無は安心保証ではない。同社まわりの案件には相談が多く、判断基準にしない方が賢明と結論づけられています。
現場経営のチェックリスト(私の基準)
- 式に落ちるか:売上=件数×単価、原価・在庫・返品率・回収サイトまで可視化できるか。
- 平均で語れるか:外れ値ではなく平均・中央値で“回る”設計か。(上記の平均377万円問題)
- 説明会後の総コスト:入会金・ツール・在庫・広告・追加講座まで年額換算。
- 責任主体:サポート窓口/返金条件/契約不履行時の手順が明文化されているか。
- 人物依存度:カリスマ頼みでなく、手順書と検収で回るか。
一つでも曖昧なら、私は“見送り”に倒します。
まとめ

PROJECT Gは、見栄えの数字に対して平均値の説明が弱く
再現性・費用・責任の三点で不安が残る案件です。
私は“品質・再現・責任”がそろわない仕事は出荷しません。
副業でも同じ。背伸びより、足元の積み上げを。
明日も現場と同じく、手順書どおり一歩ずついきましょう。